2021年5月20日木曜日

滑らないソール

一方的にフォローして勉強させていただいてるコマツ氏のブログ記事「すべらない靴」

https://shoesmaster-komatsu.com/entry/2021/05/20/050000

を読んで、主にファイブテンとアンパラレルに関すること。

ツイッターに返信しようと思ったけど、長文かつ求められてもない事を垂れ流すだけのクソリプになるのでこちらで。

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滑らない靴底、パターンとゴムの質が主な要素と思われますが、ゴムの質で言うと旧ファイブテン(以下F)社のステルスソールが山・クライミング界隈ではピカイチの評価でした(異論は認める)。

その後F社はアディダス(A社)に買収され拠点が米国からヨーロッパに移り、名前こそ受け継いでいますがクライミングシューズにおいてゴムは別物となっています。アプローチシューズもA社が後継を出していますがこれも別物と思われます。

一方旧F社の中でA社と折り合いがつかなかったメンバーが米カリフォルニアでアンパラレル(U社)というブランドを立ち上げ旧F社のレシピ、工場でソール生産(もちろんクライミングシューズ本体も)をしています。こちらは日本ではキャラバン(キ社)が代理店となっています。今のところU社はクライミングシューズ専門で街で履ける靴は生産していませんが、旧F社時代にアプローチシューズに使用していたドットパターンのソールは生産・修理業界への供給を続けていて、今後アプローチシューズも再開するかもしれないので目が離せません。(ただ旧F社は靴自体の設計はどうもいまいちなので下記ソール供給に期待。)

また旧F社は過去他社へのソール供給も行っていてキ社がF社ソール採用の渓流靴を作っていました。旧F社はA社への買収の前後でソール供給はやめていたのですが、今後U社がソール供給も再開しないかと個人的に注目中。

他にすべらない靴底といえば最近主流のビブラムメガグリップ、モンベルトレイルグリッパーかな。氏のブログの③はトレイルグリッパーと予想。でもICIでモンベルおいてるかかなり微妙でもある。